夏目漱石の『 則天去私』の精神で
伐り旬は終盤を迎えて市場の出材は減り、この時期は皮剥けの丸太も多く出る頃です。
コロナ禍でのウッドショックによる木材高騰、円安、木材以外の資材価格の高騰により、住宅業界は多大な影響を受け続けています。
競りでは建築材が強めとなりつつも、買気は薄く、製材者のそれぞれが「どれだけの仕事を得られているか」が顕著に表れています。
この先サプライチェーンの混乱も影響し、資材不足や価格の高騰はより顕在化して行くことが予想され、今起きていることやこれから起こる様々な不安要素は、「自分だけが良くなること」を目的とした企業には到底乗り越えられるものではありません。
沖倉製材所は夏目漱石の造語にあるように『天にのっとって私心を捨て身をゆだねる則天去私の精神』で邁進してまいります。
山は新緑に美しく様変わり。沖倉製材所代表取締役社長 沖倉喜彦は一級建築士であり、多摩産材認証協議会監事・製材事業者代表、秋川木材協同組合代表理事です。
この記事へのコメントはありません。