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文化の継承と目利き

継承とは何か。木を活かすということにおいて、近道はない。では、「目利き」とは何か。
良否について見分け鑑定し、それにおいて能力があり巧みな人のことをさす。

更に、「目利き」とは、なりたくてなれるものではない。木に敬意があるかないかで木を活かせるかどうか。
育てた先々代達への想いがあってこそ、目利きの定義が成り立つ。
教えられてではなく、実践に実践を重ねて木の中身を知る。その思いが強くなければ、目利きを名乗る資格はない。

主眼を見分ける。それが製材人においての責任であり、目利きを名乗る資格なのです。

沖倉製材所代表取締役社長 沖倉喜彦は一級建築士であり、多摩産材認証協議会監事・製材事業者代表、秋川木材協同組合代表理事です。

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