ウッドデッキに無垢材が相応しい理由は
自然豊かな東京の奥山の オフィスの「ウッドデッキ」のご相談では、
屋根は無垢の杉が指定でしたが、デッキ本体は外材で、ガラスコーティングや樹脂化された疑木。もちろん無垢材をご提案させて頂きました。
山の中にあるものをなぜ疑木でつくろうとするのでしょうか。もちろん環境に全くなじむこともなく価格も高いです。植物も生物も皆、いつか腐り自然に還る。四季折々の営みが繰り返される中で、疑木だけがいつまでも劣化しながらそこに居続けることがどれだけ不自然なことなのか。
無垢材の良さは腐ることにあります。しかし、一年二年で傷むこともありません。メンテナンスが必要なのはどちらも同じ。永久的に使う発想は、なん人間の怠慢だと思うのです。
いつかは傷み、腐り、取り替えることで、また木が材として活かされる。それが正しい自然との共存なのです。
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