多摩産材で表札から 通気垂木 外壁材 羽目板 木製パネルまで
東京都公共案件の現場には屋根が乗り、通気垂木材を納材しました。
長野のキャンプ場では無事上棟が済み、杉の外壁材を納材し、近隣の工務店からは、前回に続き持ち込みヒバ材の「羽目板加工」も受け入れます。
打ち合わせを続けていた最大手通信会社からは、本日ようやくご発注をいただきました。こちらは、画期的な発電システムによる木製パネルです。
急なご相談では、隣町の大手企業を率いる方より、伝統文化に関わる大切な木札の削り依頼では、近隣で確実な加工可能な所に託したいと、沖倉製材所のホームページにたどり着いて頂けました。
例えば「能楽堂」の本舞台には、檜の一枚板が数枚張られています。
高温多湿時期には材を外し、少しずつずらして板と板の間を開けます。当然冬期には、板が縮んで隙間ができるので、少しずつ板を寄せて調整します。
このように木々は、山から伐採され製材され、檜舞台の材となり年月が経っても生きています。その息づかいを尊重し、最高の舞台に整えるため、最大限の努力がなされています。
どんな世界でも木を活かしたいプロの皆様方の心意気に恥じることのない仕事をしていきたい。それが日本の文化としての木を守る、我々製材所の誇りです。
この記事へのコメントはありません。