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信じるものを間違えてはならない

先日の夕方、シンボルツリーの桐木が夕焼けをバックに美しい影絵になっていました。そんな日曜日は、大河ドラマが週に一度のお楽しみです。秀吉なき後をまとめるには力が足りない石田三成。忠実すぎて柔軟性がなく、騙しの言葉に惑わされ信じるものを間違えてしまう。

浅く狭い三成は、深く広い家康には及ばない。若い三成からしたら、戦国の修羅の道を生き抜いてきた家康は、オロチのごとく強く怖いものと見える。
こうしてまた無慈悲な戦いが始まる。我よ我よと手を上げでしゃばることなく、周りに求められてようやく動き出す。タイミングを見極めたことが家康が上り詰めた大きな理由。

現代にも通じる教えとなる様々な出来事。これからも地に足をつけぐっと踏ん張り、肩の力も抜きながらそれぞれの仕事を全うしていきたい。美しい夕焼け、先代の菩提寺である荘厳な正光寺をも眺めながらそう思いました。

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