節を生かして 木を活かす
沖倉製材所では節を大切に扱っています。一般の方々に避けられがちな『節』とは何か。
節は、枝の跡。木が山で生きてきた証。建築材にも小物にも、節の活かし方はそれぞれで、適材適所に吟味して使い分けます。
桧の節を活かした存在感のあるテーブル天板は、樹齢200年超の逸材です。
節とは何か。きめ。すじ。すじみち。節理。区切るもの。遮断するもの。幹や茎にあって盛り上がったもの等々の意。
ウッドショック以降、様々な思いを持って見学を希望する方々を受け入れ、製材所と多摩木材センターにご案内してまいりましたが、『節』とは何かを語ることで、どんな方も『節』を大切に扱い、多摩産材の価値をこれまで以上に理解して下さいます。
無垢材とは何か。本質を求め共有し、その価値を道導として歩む志こそ、多摩産材の普及に繋がるのです。
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