社寺仏閣には地松丸太を
南東北木材さんより社寺仏閣新築のため地松丸太が届きました。
古来から日本の社寺仏閣等、強度を長く維持する必要がある建造物では「地松指定」となっているものが多いのです。
1970年頃から国産材が外材に押された今でも「米松指定」の図面を見かけますが、沖倉製材所は松にも国産に拘ります。
松は、古くから木造建築の梁や桁に活かされ、今は純林が減少し希少です。そんな国産「地松」と日本人の文化や暮らしとの関わりを考えた時、やはり国産地松を使いたいとの考えです。
今こそ米松から国産地松へ。立派な松が本堂の材として末永く力を発揮します。
良いものを作ろうとする心構えで仕事をして来た日本人の本質が、建築物の隅々に見ることができます。
製材所としてこの腕を発揮できる大舞台に、優秀たる木がやって来たことで改めて気が引き締まる思いです。
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