手刻みの家 古民家再生プロジェクト
現代の家づくりは、プレカット工場に全てお任せで柱が隠れる大壁が主流です。そんなプラモデルを作るような家づくりには技術もいらず、無垢材の理解、取り扱いが出来ない工務店が「木の家づくり」の看板を掲げていることが当たり前なのが現状です。
東京の木・多摩産材を大いに活かした『八王子古民家再生プロジェクト』。木は表しのオール真壁の本物の木の家です。「夢工房・中村棟梁」自ら工場にお出向き頂き、一本一本の材を吟味の後、桧柱に番付をしていきます。
番付の要は、どこにその木を割り振るか。柱の表情は全て違うので、見えるところにきれいな面を持っていくといった『立体的な空間認識』を持っていることが必要不可欠です。その目利きが棟梁の腕の良さとして反映していきます。
上棟は来月。沖倉製材所の得意とする本物の木造住宅。古民家が息を吹き返します。
沖倉製材所代表取締役社長 沖倉喜彦は一級建築士であり、多摩産材認証役員監事・製材事業者代表、秋川木材共同組合代表理事です。
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