木は社会構造を変えるOS
桧の一面背割りのヤク柱と杉の芯去り化粧梁。沖倉製材所としてはどちらもやりがいのある仕事となり、嬉しい限りです。
長いお付き合いのある工務店はウッドショックの影響に振り回されず、プレカットに頼らない得意とする『手刻みの家』の受注が増えて来ています。杉の化粧梁の納品を最高の材に仕上げて納材します。
公共の仕事についても、無垢材にシフトが益々盛んで、加工場はヒノキのテーブル幅ハギ作業に追い込みがかかっていました。どこがハギ目だかわからない程、まるで一枚の無垢板テーブルのように仕上げる技術こそが、製材所の家具づくり。沖倉製材所の自慢です。
その他、ご発注頂いた杉の格子材はオイル塗装仕上げ。木の性質を熟知した手仕事で丁寧に仕上げていきます。
1日に公共建築物等木材利用促進法が改正されたことにより隈研吾氏や、ウッドチェンジ協議会会長、消費者庁長官などにより開催されたシンポジウムの中でも『木は社会構造を変えるOS』と掲げ、重要な空間づくりに木は非常に向いているとされました。(沖倉製材所としては、非常に必要と言い切っていただきたかったですが。)
沖倉製材所はとうきょうの木・多摩産材の普及のために、日々尽力。これからも志と価値観を貫いて邁進してまいります。
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