多摩産材杉を活かす家づくり
無垢材を活かすには家づくりが一番だと私たちは考え、無垢の家づくりを手掛ける工務店と連携しています。
東京の山は宝の山。国産材が見直されている今、地産地消の家づくりのための『多摩産材の杉』の構造材 を日々製材しお届けしています。
東京の森で育つ杉の木は、構造材に最適なことはもちろん、その他何にでもなれる優れた存在です。近くの山の木を使い高温乾燥はせず、天然乾燥の仕上げとして中低温乾燥をし、木の持つ油分と粘りを残すことで本来の杉の性質が生かされます。
そうして丁寧に扱われた杉は、充分にその在り方を発揮し、プレカットはもちろん、手刻みされることでより美しい構造となってくれるのです。
構造見学会では、天然+中低温乾燥・四面背割りの無垢の柱、高温乾燥の柱、集成材の柱を実際に手にとって頂きながら、その素質を丁寧にレクチャーします。
家づくりのための最高の構造材になるまでの山から原木の事も、聞こえの良いありきたりな話ではなく、『多摩産材認証協議会監事製材所』として責任を持ち、市場の仕入れの段階から「木の家づくりの真実」を、もれなくお話させて頂きます。
沖倉製材所代表取締役社長 沖倉喜彦は一級建築士であり、多摩産材認証協議会監事・製材事業者代表、秋川木材協同組合代表理事です。
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