『とうきょうの木・多摩産材・東京十二木の家 』構造見学会が開催されました
多摩産材の家づくりに深く共鳴くださったお施主様のご厚意により開催した「多摩産材の家構造見学会」にて、弊社社長沖倉喜彦が登壇しました。
昨年のウッドショックからこれまでの木材業界の推移と傾向、国産材だけを製材してきた沖倉製材所70年の歴史の中で、「本物の無垢材の家づくり」に力を注いできた工務店の底力とは何か。
これまでの家づくりのほとんどが外来材や集成材によるもので、無垢材の存在を脅かしたそれらがウッドショックにより未だ手に入らず高騰しているという現実。
集成材の家づくりが多様化している中でそれは、ドラム缶1本分の接着剤と暮らすということなどを、実際に集成材、高温乾燥材、中低温乾燥材を用いて説明をさせて頂きました。
そんな中、無垢材に代替えからオール国産材に目を向け、多摩産材に転換することで成功した工務店が身近に増えてきていることや、実際に今起きている本物の木の家づくりのこれからについてもお話をさせて頂きました。
多摩産材の家をこれから建てたい方、多摩産材を使いたい設計士、多摩産材でリフォームしたい方、外来材を多摩産材変えたい地場の家具生産会社のオーナー様など、錚々たる方々のご参加なだけに、聞いている姿勢、真剣さにはこれまでにない手応えがありました。
質疑応答では個別のご相談も沢山頂き、多摩産材普及の枝葉が広がる中、日刊木材新聞の新人記者による取材への真剣な姿勢もありがたく、多くの皆様に多摩産材の素晴らしさに感銘して頂け、大変嬉しく感謝した一日となりました。
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