欅の一枚板が仕上がりました
欅材。20年まとっていた時が徐々に削り取られる様子は、これまでランニングプレナーで加工された無垢板の中でも圧巻でした。
欠点をなくし、人格を磨くことや、一途に努力することを、垢を削り落とし磨いて輝かせる意味から、刮垢磨光(かっこうまこう)とは言いますが、人も木も磨かないと輝きを放ちません。
我々人間も欠点を削り取って、知徳の光を発揮させることができるようにと、今日も仕事の中から教えてもらっています。大きな一枚板の欅はテーブルとなり、ご家族の食卓にお届けします。
沖倉製材所代表取締役社長 沖倉喜彦は一級建築士であり、多摩産材認証協議会監事・製材事業者代表、秋川木材協同組合代表理事です。
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