東京十二木
手刻みの家を
東京の山からの恵みで
建てて行く
【東京十二木の家については、直接沖倉製材所にお問い合わせください】
🌲東京の木を使い東京の家を建てる 地産地消の家づくり🌲【東京十二木】とは多摩産材に付加価値をつけたオリジナルブランドです。中でも沖倉製材所は『東京十二木』を使った素材から始める家づくりをご提案しています。
侘び寂びは、日本独自の美意識です。質素で静かな様子や不完全であること、古さや静けさ、枯れたものから趣きが感じられること善しとします。便利すぎる世の中で敢えて手間のある暮らしを選ぶことは、生きている日々の大切な時間を、人生に丁寧な思い出として刻んで行きます。懐かしささえ感じる手刻みの家を、東京の山の恵みでつくりあげる。住まうという意思を住まいに表す。それは簡素でありながら、現代では最高の贅沢。
『家を建てる』とは幸せに暮らすこと。これまでにあった喜びだけでなく、悲しみや苦しみも一緒に、幸せの箱に同居させるということ。思い出す景色は何ですか?思い出す人は誰ですか?東京十二木の家は住まいの所々に、思い出を樹種と重ねて選んで行きます。例えばお子様のお誕生日が四月なら、山桜を子供部屋に使う。机やベッドを作る。ご夫婦でいつか見た景色に栗の木があれば、それを書斎の机や和室の座卓に使うなど、住まいの所々に十二樹種を使うことをコンセプトとしています。
目利きが厳選した原木に、第二の人生を与え良材にし、確かな大工仕事に託す。シンプルで、住まう人全てに普遍的な価値のある住み継がれていく家を目指しています。
それはまさに素材から始める家づくり。東京の製材所からならではの『東京の木・多摩産材』を五感で感じ、全ての建材を東京の木で仕上げる、地産地消、オールトーキョーの家づくりをご提案しています。木の家を建てるメリット、デメリットを明確にし、こだわりの健康住宅をお施主様とデザインして行く。東京の木で東京の技術者と本物の東京の木の家を建てる。それが東京十二人の家づくりです。
東京の製材所からならでは『東京の木・多摩産材』を五感で感じ、全ての建材を東京の木で仕上げる、地産地消、オールトーキョーの家づくり。『木の家』を建てるメリットとデメリットを明確にし、森林浴と暮らす家をお施主様とデザインする。。
東京の木で東京の技術者と本物の東京の木の家を建てる。
それが
【東京十二木】の家づくりです。
【コンセプトは箸から家まで】
素材を求めるお客様には、工務店や大工、技術者やデザイナーなど、優良かつ誠意のある人や企業をご紹介し、顔の見えるものづくりの連携をご提案しています。そしてそれが地産地消のものづくりとなり、東京の山を守ることになるのです。それぞれの木の特性を活かし、暮らしの中から住まいまで【東京十二木】を使い、山を活かして守ります。
東京中に東京の木(トーキョージュウニトーキョーノキ)。東京自由に木(トーキョージユウニキ)。東京十二木(トーキョージュウニボク)。
「東京十二木」は沖倉製材所の登録商標です。
【東京十二木】は、多摩産材認証協議会監事である沖倉喜彦が管理の元、沖倉製材所が多摩産材製材者代表として、管理加工してご提供するプレミアム多摩産材です。東京の木、多摩産材の全てを供給できるのは沖倉製材所しかありません。【東京十二木】は簡単に揃えられる樹種ではありません。ご関心のある方にはサンプル木箱を販売しております。こちらも職人が時間と手間をかけた丁寧な仕事あっての製品です。
【東京十二木】は無垢材の取り扱いを理解している技術者、又は知りたい方がよくご理解した上でご利用いただける多摩産材のプレミアムブランドです。通常の多摩産材をご利用の場合は杉、ヒノキをおすすめしています。
東京十二木と沖倉製材所
創業者である「沖倉喜代治」は、養沢の炭焼の家に生まれ、幼少から製材の仕事を志し、山仕事を足がかりに身を立て、周囲の方々の支援やご協力を頂きながら強い意志を貫き、あきる野市を拠点に地元の山の木を製材する工場として、昭和25年、『沖倉製材所』を創業いたしました。
以来、地域の材を活かし、地域の人を雇用し、地域の大工や工務店等と連携し、関係する方々との信頼を培いながら、ものづくりを継続して来ました。近年、多摩地域の林業も山も、様々な課題を抱えています。沖倉製材所は、自然と人が調和し、共存して生きられる未来のためには、林業と山々の再生が不可欠であると考え、製材所として何が出来るかを常に模索し、事業を展開してまいりました。現在も地元出身の社員が日々、木を尊ぶ心を持って黙々と仕事に取り組んでおります。
戦後、日本全国で大量のスギとヒノキが植林され、現在それらの木々が伐期を迎え、多摩産材も沢山の良材が伐られる時を待っています。しかし、原木や木材価格の低迷により適正価格がつかずに山の木は放置され、荒廃が刻々と進んできています。
私たちが今出来る最善策は、伐期を迎えた人工林の木を使うこと。とりわけ人口が多く、需要も大きい東京で、近場の多摩産材を使うことは、地元の資源を活かし、運搬にかかるエネルギーやCO2排出を削減し、地球環境への負荷を低減するという意味でも大きな貢献になるのです。
そこで、90年代後半からは、一本でも多くの多摩産材を世に送り出すことを使命とし、令和の時代を迎えた今は、多摩産材に新たな付加価値を見出し与え、本物の木の家づくりを得意とする優良工務店や職人、設計士等と連携し、東京の木の『地産地消』に取り組んでいます。
開かれた製材所を目指して、一般の方々にも工場見学や勉強会を行い、全てが見える家づくりを『素材から始める』ことを積極的に進めています。
こうして沖倉製材所では、東京の木・多摩産材に、より多くの付加価値を与え、無垢材と共存し、山の恩恵と呼吸して生きる環境を増やすため、無垢材の家づくりの推進をはじめ、テーブルやカウンターなどの家具づくりのお手伝いも始めています。
山と木々の問題への関心を高め解決に向けてアクションを起こすワークショップや、小学校の社会科見学、林野庁の地域材製材の研修やJICAの研修なども受け入れ、製材の仕事の尊さやものづくりの楽しさと多摩産材を使うことの意義をお伝えしています。
そうした中で生まれたのが「東京十二木」・「箸から家まで」
東京の山より生まれ育った木々に誕生月を与えて十二樹種の木々を誕生させました。
1月:桧 2月:桐 3月:杉
4月:山桜 5月:榧 6月:欅
7月:朴 8月:楠 9月:栃
10月:銀杏 11月:栗 12月:樅
それぞれの木の特性を活かし、住まいから暮らしの全てを【東京十二木】を使うことで山を活かしてまいります。
☆十二樹種についての詳しい説明はPDFをご覧ください。