事業内容
原木を厳選し、一本一本の特性を見極め、
用途に合わせて的確に製材しています。
木が育ってきた過去の年月と、「材」として生きる未来の年月を繋ぐのが、製材の仕事です。
沖倉製材所は、「木に第二の生命を与え、木の愛用者にお届けする」ことを使命とし、厳選した原木に最適な製材・乾燥・加工を施し、それぞれの木の個性を最大限に活かして製品に仕上げています。
工場の隣接する自社の貯木場には多種多様な丸太・角材・板の在庫を十分に揃え、お客さまのご注文に迅速にお応えできるように備えています。
また、できる限り自然乾燥に近く仕上げるために、中低温乾燥機などの高性能な機械を導入し、日々技術の研鑽を積み、品質向上に努めています。沖倉喜彦が立ち上げたTokyowoodは【東京十二木】へ。沖倉製材所は与えられた使命を果たすため、日々邁進してまいります。
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仕入れ
- 近隣の原木市場をはじめ
- 山主など丸太を厳選して
- 仕入れています。
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貯木
- 貯木場は
- 約5,000平方メートル。
- 豊富な在庫で大量注文にもお応えできます。
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皮剥き
- 大きな皮剥き機で丸太の皮を剥きます。
皮は木質ボイラーの燃料になります。
製 材
製品用途に応じてさまざまな寸法の板や角材に製材します
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送台車と帯のこ
- 長さ10メートル、
直径1.2メートルの丸太まで製材可能。
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ツイン丸のこ
- 主に構造材や柱材を製材。粗挽きと修正挽きに利用。
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ツイン帯のこ
- 主に内装材・羽柄材を製材。
耳スリにも利用。
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木挽き
- 昔ながらの大鋸(おが)で、
木を最大限に活かして挽きます。
乾 燥
木の種類や製品用途に応じた方法で乾燥しています
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天然乾燥
- 製材後、桟積みにして自然の力で
時間をかけて乾燥。
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大型中低温乾燥機
- 一度に60立体メートルの
木材の乾燥が可能。
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小型中低温乾燥機
- 臨機応変に、きめ細かな
温度調整で迅速に乾燥。
加 工・測 定・印 字
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モルダー(加工)
- フローリング材や壁材を実(さね)加工
などに仕上げます。
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木材性能検査機
- 末端の打撃音の周波数で、柱、梁、土台
などの構造材の強度・含水率を測定。
- 瞬時に測定された強度・含水率が
画面に表示されます。
- 測定数値と「多摩産材」の文字が材に
印字され、高品質を保証します。
塗 装
テーブル、カウンター、床材・内装材などご要望に合わせて塗装いたします。
1.リボスオイル塗装
2.キシラデコール塗装
3.ウレタン塗装
チップボイラー
端材・バークを乾燥機等の燃料として活用し、環境負荷の低減を徹底しています。
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砕く
- 木材製品の加工過程で出た端材を
破砕機でチップにします。
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くべる
- 破砕されたチップは、自動的に
貯蔵箱に送り込まれます。
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燃す
- チップを燃焼させて蒸気をつくり、
乾燥機の熱源として利用します。
環境負荷低減のための取り組み
原木から製品を加工する過程では、大量の端材・バークが出ます。
沖倉製材所の工場では、チップボイラーを導入し、工場内で出る端材・バークのほぼ100%を木材乾燥機の燃料として使用しており、その量は年間約400トン、使用する燃料全体の約8割に相当します。
このような端材・バークの燃料への活用は、資源の有効利用であると同時に、廃棄物およびCO2の排出を削減し、環境負荷の低減に貢献します。
また、半年に一回のボイラーの煤煙検査、年一回のボイラーの性能検査を欠かさず受け、確実な環境負荷低減に努めています。
バークについては 特別地方公共団体で構成された最終処分場にて地域材木質燃料として発電に効率的に有効利用されています。
木育
紙芝居、カンナ削り体験、木工体験、積み木遊び、枝のメダル、磨き体験 など
様々な企業、学校等のご相談で工場見学や木工体験、木の話講座などのイベント制作にも取り組んでいます。