今こそ製品価格を見直す時
ウッドショック後の木材業界は、それぞれの分野で様々な状況に翻弄され、国産材製材は全体的にまだ品薄が続いています。
相場は地域や業態によりバラつきの中、ヒノキ土台の不足と強含みはどこも同じようです。
一方、役物製品は、秋需の見通しがつかず、原木が並材に流れ不足感があり、納期も延びがちです。地場工務店が手掛ける着工が先送りなど、各製品価格の高騰が影響を与えています。
首都圏市売りでは高値丸太の製品の入荷で、指し値が現物価格より上がっていることにより、仕入れ価格の上昇や入荷増の兆しが見えず先高観は高くなっています。
多摩木材センターの原木価格も構造材に関しては市ごとに高値を更新しています。今こそ製品価格を見直す時なのです。
沖倉製材所は東京の木・多摩産材普及のために日々尽力しています。