ウッドショックの余波は続いています
多摩産材の家具製作関係からのご相談が増えている中、ウッドショックの余波は続いています。
多摩木材センターの杉桧は5月からじわじわと値上がりし続けたまま、更には合板や石膏製品等にも影響が出始めています。
これまで提言し続けてきた『外来材に頼ることなく、国産材を活かした安定供給の構築を確立させ、多摩産材を採用してくださる志高い工務店、家具職人の皆様の為に、東京の家づくりや、製材所発信の家具づくりの力になりたいと尽力してきています。
そのためには良質な多摩産材を市場で確保すること。しかし、多摩木材センターの24日の市は、この数ヶ月で一番出材が少なく通常の半分くらいの競りになりそうです。
目利きの腕と在庫力を活かし、確実に供給していけることが多摩産材認証協議会監事製材所としての責任であり、製材の醍醐味なのです。
沖倉製材所代表取締役社長 沖倉喜彦は一級建築士であり、多摩産材認証協議会監事・製材事業者代表、秋川木材共同組合代表理事です。