報道ステーション 日刊木材新聞
地球環境への配慮もあり“木造の高層ビル”の建設ラッシュが世界各地で起きています。東京・稲城市では今月、国内最大級の5階建て木造マンションが完成しました。1階は鉄筋コンクリートで、2階から上は全て木造です。木造住宅のあり方を見直されつつある今、お世話になっている日刊木材新聞本社も取材を受けていました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000235481.html
木造化の流れは都心でも起きています。東京・銀座に完成したばかりの『HULIC&NewGINZA8』は木材と鉄骨を組み合わせてできています。銀座の中心に森をつくるというイメージだと言います。
そして昨年新しくなった日刊木材新聞の3階建てのオフィスは、装飾だけでなく、構造にもヒノキやカラマツを使った木造建築です。
日刊木材新聞社・岡田直次社長は、「色々、毎日いらいらする仕事ですが、できたら木の建築の中で、リラックスしてのびのびと仕事して頂いたらいいかなと。(木は)成長していくなかで酸素を放出し、二酸化炭素を吸収する。“木材とともに生活する”地球温暖化対策への一つの貢献かと」話します。
温室効果ガスの削減が世界的な課題であり、一歩先を行く国もあります。
新型コロナによる物流の混乱や北米の建設ブームで、木材価格は世界的に高騰。日本でも多用されるアメリカ産木材の先物価格が一時、前年比で4倍に跳ね上がるなど、調達が困難な状況がまだまだ続いています。
本日は吾野原木センターの記念市。日刊木材新聞の女性記者は今日も元気に市場を走り回って取材していました。
沖倉製材所代表取締役社長 沖倉喜彦は一級建築士であり、多摩産材認証協議会監事・製材事業者代表、秋川木材協同組合代表理事です。